年末のご挨拶

本年もデスペルーホ藤沢へのご支援・ご声援、誠にありがとうございました。

今シーズンの神奈川県社会人サッカーリーグは2部Bブロック10位という不甲斐ない結果に終わってしまい、目標としていた一部昇格を果たすことができず、応援してくださっている皆様には大変申し訳なく思っております。
昨年、一昨年と昇格まであと少しといった順位を残し、今年こそは昇格できるのではないかという甘い見立て、チームのマネジメント面での未熟さゆえ、昇格とは程遠い結果を招いてしまったのは私の責任であります。

勝利を目指すが故の、選手への気遣いや思いやりが欠けてしまい、選手自身がサッカーを楽しむことができていなかったと実感しています。
弊クラブはプロクラブではありません。
選手自身がお金を払い、仕事や学業と両立しながら、幼少期から学生時代に一生懸命取り組んできたサッカーという競技に今もなお向き合って、活動に取り組んでくれています。

これは決して簡単なことではないと思いますし、一方で自分で選んでサッカーをやっているのだから当然だという考えも様々あるかと思います。

ただデスペルーホ藤沢というクラブが大きくなるにつれ、結果ばかりを求めてしまい、本来のサッカーの楽しさや、設立当初からの理念であるサッカーを続けられる環境を創造するという部分を厳かにしてしまっていたのではないかと感じることもあります。

それでも、私のわがままや実現もできるかどうかわからないビジョンに対し、少しでも理解しようとしてくれ、現在までデスペルーホ藤沢でプレーを続けれくれる選手がいるのはとても頼もしいことだと誇りに思っています。
そのような選手たちに対して、少しでもいい環境でサッカーができるように、楽しみながら続けられるように、クラブを通じて還元していきます。
将来的なグラウンド建設や、選手のセカンドキャリアとしてもクラブでの雇用創出など、選手たちのため、そして地域のためにもやれることはどんどん実行していきたいと考えています。

また、チームを辞めてもLINEのグループに残って、チームを見守り続けてくれているデスペルーホ藤沢OBの方々も大勢います。
沢山の方に支えられ、デスペルーホ藤沢は成長してきました。
そのような支えていただいてる方々にとって、デスペルーホ藤沢が生活の一部となり、試合に勝って共に喜んだり、負けた時には一緒に悔しみ、一喜一憂するような共通の感情を共有し、市民の人々にとって、明日を生きる活力を与えたり、何かに挑戦しようとしている人に、勇気を与えることができたり、誰かにとっての希望へとサッカーを通じて導いていければと考えております。
藤沢という町にサッカーが根付いていくように、これからもより多くの人に応援していただける、支えられるクラブを目指し、活動を続けて参ります。

もちろん、結果という形で昇格することで様々な方に弊クラブを認知していただけるよう、今シーズンの反省も踏まえ、チーム強化に反映し、来季の一部昇格への向けた戦略を立てていきます。

ご支援いただいていますパートナー企業の皆様、この場を持ちまして1年間のサポートに感謝申し上げます。
今シーズンのご報告につきましては、別途ご連絡させていただき、ご報告にお伺いさせていただきます。

改めまして、デスペルーホ藤沢に関わる全ての皆様に感謝いたします。
来年もデスペルーホ藤沢をよろしくお願いいたします。

デスペルーホ藤沢 代表 井上太陽

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